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歯がしみる…それ、虫歯じゃないかもしれません

こんにちは、院長の白神です。

最近、「歯がしみる」とご相談に来られる方が増えています。
虫歯や歯周病が原因のこともありますが、中には「どちらもないのにしみる」という方も多くいらっしゃいます。

実際にお口の中を拝見すると、歯の根元(歯ぐきとの境目)の部分に強い力がかかりすぎて、しみているケースがよく見られます。中には、「歯が痛い」と来院される方でも、同じような原因によるものもあります。

実は、知らず知らずのうちに食いしばっているだけでも、歯には体重と同じくらいの力がかかると言われています。
例えば男性の場合、60kgもの力が1本の歯に加わることもあるのです。これでは、歯にとても大きな負担がかかってしまいますね。

現代の生活では、ストレスや緊張で無意識に食いしばっている方が少なくありません。
もし思い当たる方は、日中に軽くストレッチをしたり、ハミングをするようにしてお口の力を抜くことを意識してみてください。

また、寝ている間に歯ぎしりや食いしばりをしている方も多く見られます。
そのような場合には、夜用のマウスピースを装着することで、歯への負担を減らすことができます。

ストレスを少しでも減らし、リラックスできる時間を持つことが、歯と体の健康のためにも大切です。